牛肉のランク付けってどうやってされているか皆様ご存じですか?
BSE問題以降、トレーサビリティなどが話題になり、
データで情報が管理されているようなイメージがありますが、
お肉の等級に関しては、未だ「人の目」で決まるのだそうです。
ちょっと意外な気もしますよね。
そもそも、日本においては肉食禁止の時代が長かったため、
肉食文化そのものが浅いためといわれています。
室町後期に約90年間肉食が復活した時期もありますが、
それ以外、明治5年の肉食解禁まで約1000年の間
日本の食卓に肉が上ることはなかったのです。
密猟などを含め公ではないが一部食べることはあったようですが…
なぜ肉食が長い間禁止されていたのか、
仏教の影響や農耕に有益な家畜を守るためなどの理由があったようです。
しかしながら、明治以降の近代国家の建設には
肉を食べて日本人も欧米人に並ぶ体格が必要と考えられたらしく、
それまでタブーとされつつも秘かに浸透していた肉食はあっという間に広がりました。
今では広まり過ぎてBSEなどの牛の病気や食料不足が問題が気になります…



米国出身の知人と日本食のヘルシーさについて話をしていたところ、
「でも、ヨーロッパに比べて日本人は野菜
を食べないよね~」
「日本食って野菜
を使うイメージがないわ」
オーノー、そんなはずはないですわよ…
ん、まてよ、、、
「寿司」「刺し身」「テリヤキ」「すき焼」「天ぷら」「ソバ」 …
海外で認識されている代表的な日本食は確かに野菜が少ないわね。
これでは確かに野菜を食べないイメージというのもうなづける。
でも、かの有名なマクガバンレポートによって最も理想的な食事と定義されたのは日本食のはずですわ。
マクガバンレポートとは、
医療費の増大に危機感を抱いたアメリカで1977年に提出された
「食事(栄養)と健康・慢性疾患の関係」についての膨大な量のレポートで
委員長マクガバン上院議員の名前を取ってマクガバンレポートと呼ばれています。
そのレポートの中で最も理想的な食事と定義したのは、
なんと、元禄時代以前の日本の食事、伝統的な日本人の食事だったのです。
でもなぜ元禄時代以前なのでしょうか?
元禄時代以前と元禄時代以降の違いは、玄米食と白米食なのです。
精米技術が発達した江戸中期以降、日本人は白米を食べるようになり、
その結果「江戸わずらい」、すなわち脚気が大流行したそうです。
白米には玄米に含まれるビタミン、酵素、ミネラル、食物繊維といった、重要な栄養素がありません。
そのため、白米を食べるようになった日本人は他のもので栄養素を補わなくてはならなくなり、
肉類の摂取も増えていきました。
白米は玄米に比べて腹もちがよくありません。
体に足りないものがあると、本能的に空腹感を感じます。
必要な栄養素が体に足りていれば、必要以上に空腹感は感じないものなのです。
食べても食べてもお腹が空いてしまうというようなことがあるなら
それは質のよい食事をしていない、栄養のバランスの悪い食事をしているということかも知れません。
パンについても同じようなことがいえます。
欧米では全粒パンが主流ですが、日本では白いパンがほとんどです。
白いパンは食べてもすぐにお腹が空いてしまいます。
その割には脂質や糖分が含まれていますので、
不要なものを多く摂り過ぎてしまうという残念な結果を招くことになります。
せっかくの栄養素を捨てて、
新たに補わなければならない食生活を選択してしまったことはとても残念ですね。
マクガバンレポートではあえて、単に日本食とは言わず、
栄養的に優れている玄米を主食にしていた頃の和食が理想的な食事といっているのです。
ということで、本来、伝統的な日本食として評価をされている食事は、
精白しない殻類
を主食とした
季節の野菜
や
海草や小さな魚介類
だということがわかったところで、
日本人は野菜を食べないのか?という最初の疑問ですが、
先に述べたような日本食は伝統食でもあり代表的な日本食でもありますが、
大部分が「ハレの日」の料理であって、庶民が日常的に食べてきた日本食とは異なります。
ですので、元来日本人が野菜を食べてこなかったということは全くなかったのですが、
現在の日本人に関していえば、減っていることは間違いないですね。
農林水産省によると、
日本人の野菜摂取量は、年間一人当たり93.9kg(概算値)(平成19年)だそうです。
1日当たりに換算すると275gであり、推奨されている1日350gの摂取量を大きく下回っています。
これは肉食のイメージが強いアメリカよりも低い数字なのです。

今回はカテゴリー『スペシャリストへの道』への初の書き込みです!
『スペシャリストへの道』ってなにって?
もしかしてそもそもカテゴリーなんて意識してなかったって??
非常に残念ですっっ
ふう子の食育日記は、次の5つのカテゴリーに分かれているのです。
1.食育マメ知識
2.スペシャリストへの道
3.ふう子のレシピ
4.ふう子の日記
5.お知らせ
意識して書き分けているつもりなんだけどなぁ…
記事の上にいるふう子は同じように見えてカテゴリー名が違うのよ。
今度見てみてね!
ということで、今まで一度も登場していなかった『スペシャリストへの道』に
関する記事を初めて書きますというのが今回お知らせしたかったことです。
このカテゴリーはふう子が食育に限らず食の分野に関して
専門的にお伝えしていこう
というコーナーです。
これを読めば誰でもスペシャリストになれちゃう?!かも…
前置きが長くなりましたが、何事も歴史なくして現在はない
ということで「日本料理の歴史」からひも解いていきたいと思います。
現在の日本料理の基礎が輸入されたのは、奈良時代といわれています。
『唐風模倣時代』と呼ばれ、国全体が「隋(ずい)」や「唐(とう)」を真似ました。
現代人が海外ブランドに憧れるように、当時の日本人は中国に憧れたのかも知れませんね。
日本料理の特徴でもある味付けや繊細な盛り付けなどは、
現在の中国料理のイメージとかけ離れているようにも感じますが、
日本料理を代表する「鮨(すし)」の原型も飛鳥時代に中国から伝わったといわれています。
最も、生ではなく、保存食としての「鮒鮓(なれずし)」がそれに近いものと考えられています。
現在の中国で起こっている鮨ブームなどを考えると、
ルーツが中国にあることが少し不思議にも思えますよね!
余談ですが昔、タイの友人と食事をしたのですが、
私としてはおもてなしの気持ちで勧めた鮨を気持ち悪がって嫌がって食べませんでした。
最終的には私の執拗な勧めに根負けして目をつむって飲み込んでいましたが、
美味しいとは思わなかったみたいです。
今思うと、美味しいからと芋虫を勧められているような気分だったのかなぁと…
無理やり食べさせてごめんね
原型は輸入でも、生食は日本料理の特徴といえるものですね。

天気予報によると、明日は真冬並みの冷え込みだそうですね。
寒いのは苦手ですっ
今年は景気の影響もあって、電気代のかからない湯たんぽが売れているとか…
ふう子も実は今年は湯たんぽ買おうかなぁと思っていたところだったの!
急に寒くなったせいで、温かいものが欲しくなったのですが、
でも完全に暖房に頼るのはまだちょっと早いわ
という感じで、湯たんぽに行きついた感じです…
節約と言えば、台所でもいくつかできることがありますね。
でん子ちゃんが推奨しているアレです!
ふう子も冷蔵庫の温度調節を「弱」に切り替えましたよ
それから、ホウレンソウなどの葉もの野菜が美味しい季節になってきましたが、
これらの葉っぱを洗うとき、どうしても根っこの方の泥が気になりますよね。
楽に落とすには、
洗いおけに水を張ってしばらく野菜をつけておく
とよいです。
そんなこと??と思うでしょうが、この”しばらく”っていうのがミソで、
つけた後に一仕事(一料理)終える程度の時間はあった方がよいです。
こうしておくと、勝手に泥がおけの下に沈んでくれます。
あとは根元の方を少し広げるようにしてサッとすすぐだけで、
面倒な洗い作業から解放され、水の節約にもなります。
冬は水が冷たいし…洗うのは面倒!と思っている方がいたらぜひ試してもらいたいです
前にも書いたことがあったかも知れませんが、
この時期出回り始める大根
やかぶは、
絶対葉付の新鮮なものを選びましょう!
根の部分より葉の部分の方が多くの栄養素が含まれるといわれていますので
捨ててしまうのはもったいないです。
先ほどと同じ要領で洗った後は、水気をよく取ってから
小口切りにして冷凍保存しましょう。
お味噌汁の具や菜飯、何でもすぐ使えるので重宝しますよ。
ふう子はよくパン粉と混ぜて魚やお肉につけて焼いたりもします。
ちなみに葉に養分を取られてしまうので、葉付のまま保存するのはやめましょう。
買ってきたらすぐに切り離してね!
大根は洗って新聞紙に包んでからビニール袋に入れて
冷蔵庫の野菜室に入れると比較的長持ちします。

11月15日は七五三、子どもの健康と成長を願います。
昔は数え年で行うものとされていたようですが、
現在では満年齢で行うことが多くなっているようです。
ふう子の姪っ子も今年三歳なので七五三だなぁと思っていたのですが、
数えでやるものだということで、
結局三歳のお祝いはやらないことになってしまったとか…残念。
しきたりも大切だけど、お祝いとか感謝の気持ちがあればいいのではないかしら、、、
なんて勝手に思うふう子なのでした
っていうかただ姪っ子ちゃんのかわいい晴れ姿が見たかったのよね
甥っ子もいるのでちょっと先だけど5歳のお祝いを楽しみに待つことにしましょう…
医療が今ほど発達していなかった昔は、
七歳まで子どもが育つということ自体が大変なことでした。
死亡率がとっても高かったため、七歳未満の子どもは人間ではなく、
「神の子」とみなされていたんだそうです。
七歳になって初めて人間社会の一員となったのですね。
また、奇数は縁起のよい数字とされているため、三、五、七の節目に祝います。
主に三歳と七歳は女の子、五歳は男の子にとって節目の儀式があります。
三歳 … 髪置(それまで剃り落としていた髪をこの日から伸ばし始める)
五歳 … 袴着(はじめて袴をはかせる)
七歳 … 帯解(つけ帯を外し、はじめて帯を締める)
おなじみの千歳飴は、子どもが長く生きられるように細長く延ばした飴です。
寿の文字や鶴、亀を描いたおめでたい文様の袋に入っています。
年の数だけ袋に入れるのがよいとされます。
千歳飴と聞いてふう子が思い出すのはどうしてもミルキーの千歳飴…
お宮参りの途中、道端でおじさんが私に千歳飴の袋をくれようとしたんだけど、
「勝手に貰わないのっ!」と母に叱られ、何で貰っちゃいけないのぉ??
と子供ごころにガッカリしたのよねぇ…懐かしい
あれはタダじゃなくて売り物だったっててことに後で気がつきました…
純粋な子どもごころをもてあそぶなんて、的屋のおじさんも罪だわよ…



20代の頃、実は憧れていたライフスタイルがありました。
平日の朝は通勤前にオープンカフェで
コーヒーの香りに包まれながら優雅に新聞を読んで一息…
一週間頑張ったご褒美に金曜日のディナーは
夫婦でデートがてらお気に入りのイタリアンレストランで…
土曜日の朝はのんびり起きて散歩を楽しみながら外でブランチを…
なんて…
ところが、結婚を目前に控えた3年前のある日背中や肩にじんましんが…
駆け込んだ皮膚科で「慢性すい炎」と診断され、
アルコールもそんなに飲む方ではないのに…と思っていた私に
先生は一言、「コーヒーを止めなさい!」
確かにその頃の私は、空きっ腹にも平気でコーヒーを流し込み、
仕事の合間にも5~6杯は飲んでいました。
大好きなモーニングコーヒーがぁぁあ
更に、渡された推奨メニューを見て唖然…
パスタも乳製品もダメ。
高脂質、高タンパク、刺激物がいけないのだそう。
「せ、せんせい、私近々新婚旅行でイタリアに行くのですけど…」
恐る恐る聞いてみると、意外にもあっさり消化薬を処方してくれましたが…ほっ
先生曰く、「日本人の消化機能は穀物や野菜を中心とする
食べ物に対応するようになっているため、
大量の動物性タンパク質や脂肪には十分に対応できず、
膵(すい)臓をはじめとする消化器官に大きな負担を与え、
消化能力が追いつかないことがよくあります。」とのこと。
思えば、大学生の時に友達数人と車で
オリーブオイルたっぷりのペペロンチーノを食べて帰る途中で
腹痛に見舞われ、大変な思いをしたことがありました。
他にも思い返してみると、脂っこい食事をした後には少なからず
トラブルに見舞われていたような気がします。
もっと早く気がついていればよかったのですが、
自分は健康体だと思い込んでいましたし、
体に合った食事ができていないとは夢にも思わなかったのです。
3年前の診断がきっかけとなり、
食生活により興味を持って勉強し始められたことは幸いでした。
楽しいはずの食事が病気を招いてしまうことがあるということはとても悲しいことですが、
理由がわかっていれば、あれもダメこれもダメではなく、食事を楽しむことができるようになります。
以前、「歯からわかること」ということで、何をどれだけ食べればよいのかを
お伝えしましたが、ふう子は身を持って理解したことでもあります。
食事をしながら、更には食事をすることで健康になれるよう、
これからも私が経験してきたこと、学んだことを皆さんにもお伝えして参りますね

早いものでもう11月ですね…
昼間は20℃近くまで上がることもありますが、
朝晩はめっきり寒くなりました。
旧暦の11月を霜月と呼び、
文字どおり霜が降りる月なのですから寒いのも当然ですね
食べ物もそろそろ冷たいものは避けて、温かいものを摂るようにしましょう。
お豆腐も冷奴ではなくて、湯豆腐や鍋にしたりするといいですね!
野菜と一緒にスープにするのもおいしい
お味噌と一緒に摂ると体もぽかぽか…って結局
じゃん?!
そうそう、先日とても美味しいポタージュをあるレストランでいただきました。
さつまいもとショウガのポタージュ
甘いさつまいもにショウガのアクセントが効いていて…
甘口の赤ワインととっても相性がよかったのも発見でした!
今が旬のさつまいもに体を温めるショウガは
ぜひこれからの食卓に取り入れたい食材ですね
さつまいもにはビタミンCや食物繊維が豊富に含まれているため、
美容にもよいといわれています。
さつまいもを食べるとオナラがでて…という方がいますが、
皮まで食べるようにすると含まれる消化酵素の働きによりお腹のハリを抑えられます。
ショウガは3世紀以前に中国から伝えられ、
昔からその薬効が注目され利用されてきました。
独特の辛味はジンゲロンとショウガオールと呼ばれる成分で、
血行促進、抗菌効果、抗酸化作用に優れています。
長期保存には冷凍がおススメですよ

食物アレルギー物質の表示につきましては食品衛生法により
以下の項目について定められていますので参考にしてください。
特定原材料(7品目) ※ 表示が義務付けられているもの
卵・乳・小麦・えび・かに・そば・落花生
特定原材料に準ずるもの(18品目) ※ 表示が推奨されているもの
あわび・いか・いくら・オレンジ・キウイフルーツ・
牛肉・くるみ・さけ・さば・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・
まつたけ・もも・やまいも・りんご・ゼラチン
表示対象品目は時代の変化とともに見直され、
平成16年にはバナナが特定原材料に準ずるものに追加、
また、えび・かには、症例数が多いことなどから、
平成20年6月に特定原材料に準ずるものから特定原材料へと
改正されています。
えび
や かに
などを見ても、
日本人が大好きな食材、たくさん食べられているものほど
アレルギー物質になる可能性が高い傾向にあります。
「特定原材料に準ずるもの」ではありますが、ゼラチンが含まれているのは
ゼリーなどの消費が増えたことに由来するものと考えられます。
やわらかく食べやすいことから特に子どもたちの大好きな食品の一つですが、
取り過ぎないように注意してあげましょう

「アレルギー」という言葉を今や知らない人はいないでしょう。
アレルギーの中でも、ある特定の食べ物に反応して
じんましんなどの皮膚症状、呼吸困難などの呼吸器症状、
下痢などの消化器症状が起こることを「食物アレルギー」といいます。
食物アレルギーは特に子どもに多くみられる症状です。
消化器官がまだ発達していない赤ちゃんは
タンパク質などの消化に時間がかかる食べ物がきちんと処理できないと考えられます。
しかしながら、成長とともに、約8割の子どもたちの症状は改善されるといわれています。
ただ、じゃあそのうち治るだろうと放っておいていいものではなく、
症状が出ている場合には早めに食事を見直すなどの対策が必要です。
放置しておくと「アナフィラキシーショック」などの深刻な症状を引き起こし、
重篤な事態を招くことにもなりかねないからです。
子どものアレルギーの原因の第1位は「鶏卵」です。
次いで「牛乳(乳製品)」、「小麦」が続きます。
日本人は世界で一番卵を食べています。
スクランブルエッグやオムレツを朝食に食べるイメージの強い
欧米よりたくさん食べていることに驚きませんか?
そのまま食べる以外に、様々な食品に添加されている鶏卵を
食べていることも考慮しなければなりません。
マヨネーズやドレッシングはもとより、
かまぼこ、ハム・ソーセージ、ちくわなどの練り製品にも含まれている可能性があります。
プリンやケーキなどのお菓子や、ハンバーグ、天ぷらやフライの衣にも卵が使われています。
特に、卵白にアレルゲンが多く含まれることも覚えておきましょう。

今日は柿の白和えを作ってみました!
日本では奈良時代から栽培されている代表的な果物で
海外でも「kaki」の名前が通用するようになりました。
柿にはビタミンCがたっぷり含まれています。
ビタミンCというと柑橘系を想像しがちですが、
他にも、カロテン、カリウム、食物繊維が豊富なので
風邪の予防にも是非この時期に食べておきたい果物です。
日本では北海道と沖縄を除く全国で栽培されており、
和歌山、奈良、福岡県が収穫量のトップ3を占めています。
柿の種類はとても多いのですが、大きくは甘柿と渋柿に分けられます。
渋みの元は「タンニン」と呼ばれる成分なのですが、
実は甘柿にもタンニンが含まれています。
タンニンには可溶性と不溶性があり、甘柿に含まれているタンニンは
不溶性なので、渋みを感じずに食べることができるのです。
一方の渋柿は渋抜きをしなければ食べられないのですが、
渋抜きの原理はタンニンを不溶化して渋みを感じないように加工しているのです。
またタンニンにはアルコール分解作用があるので、
お酒を飲み過ぎてしまったときにも柿を食べるとよいかも知れません。
